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- 木造建築の構法はいろいろある
日本において古くから愛されている木造住宅は、ただデザインが優れているという理由だけではなく、日本の風土に合っていることからも高い評価を受けています。しかし、ひと口に「木造住宅」と言っても、その構法にはさまざまなものがあります。それぞれの特徴をしっかり理解したうえで、自分に合った木造建築の工法を選びたいところですね。
「木造枠組構法」は、「ツーバイフォー構法」とも言われる有名な構法です。あらかじめ定められた規格品を用いて、建物を「面」で支えるように設計されています。地震の力が「面」に分散するため、高い耐震性を発揮できるところがポイントです。
「木造軸組構法」は日本において古くから発達してきた構法で、在来構法とも言われます。主に柱や梁といった軸組(線材)で支える造りで、比較的高い設計自由度を有しているのが特徴です。さまざまな造りに柔軟に対応でき、増改築も容易です。
耐震住宅に採用されているのがSE構法で、「SE」は「Safety Engineering」の略です。頑丈な梁と柱で建物を支える構法で、在来構法との最大の違いは、「構造計算をする」というところ。コンピューターによる計算によって、耐震性や耐風性の高い安全な住宅を建築できます。
どのような構法で住宅を建てるかは、予算やご要望などいろいろな角度から検証する必要があります。まずは必要な情報を入手して、信頼できる業者に相談するなどしながら、適切に判断してください。